「NEWSなエコ」待望の第20弾!
(この回より執筆担当者が変更になりました。よろしくお願いします。)
東京新聞7月21日版より |
《from st-aoba》
NEWSなエコ第20回 生態系脅かす「野放し」の話!
近ごろのペットブーム。人間の都合でペットを飼い、いらなくなったらポイッ!こんなことがあちこちで起きているそうです。特に海外から珍しい生き物が輸入され、ペットショップなどで販売されているのですが、これら海外種は元々日本にいない生き物(当たり前か)ですから、その飼い主は細心の注意が必要なのです。ところが町のペットショップなどで簡単に手に入るため、安易に自然界へ放すような飼い主が後を絶たないといいます。その結果在来種の生存が脅かされ、絶妙なバランスの上で成り立っている生態系が崩れてしまうのです。昆虫や魚などが特に顕著で(中にはワニなんかを捨てるという悪い意味での強者もいますが)、森や湖沼にこれら本来生存しない種族を解き放つことで、日本古来の在来種の生存が脅かされるわけです。日本は四季折々の自然豊かな土地柄ゆえか、在来種は外国種よりも環境の変化に弱い種類が多いようです。逆に外国産の生物は過酷な自然環境を背景に進化してきたものが多く、環境適合の幅が広い傾向にあるようです。
いずれにしても、生き物を安易に野に放つ行為は慎むべきです。特にひどいのは「死ぬ姿を見るのがかわいそうなので」などと誤ったセンチメンタリズムによって、生きているうちに手放すという身勝手極まりない人も多いそうです。自分が責任を持ってそのペットの生と死を見極めることも、人生の死生観を養う上で大切なことなのではないでしょうか?特にお子さんと一緒にペットを飼育する際は、死を目の当たりにすることで、生き物というものの本質を探る貴重な体験になるはずです。
まさに夏本番の季節です。昆虫採集や魚釣りなど生き物と接する機会が一年で一番多い時期。是非この時期にたくさんの生き物に触れ、豊かな自然観を養いましょう。呉々も無責任な行動はしないようにね! |
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