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番外編  雑誌記事からのNEWSなエコ

 第23回目の掲載です。
 ご意見ご感想をお待ちしております。





自然以上のスピードで

月間 ソトコト 2003年2月号[(株)木楽舎]
記事タイトル:
p63〜「ゴミを捨て続けることの罪深さ」を読んで

記事要約:
 今回は久々の環境系雑誌から。アラスカでは燃えるゴミも、燃えないゴミも電池でさえも分別せずに捨て、回収後、原野や森に掘った穴にまとめて捨てられるとのこと。極端に人口密度が高い日本とは違って、人口密度の低いアラスカではそれでも問題ないとの事。なるほど、環境と言うのは生活習慣だけではなく、生活環境からもまるで変ってくるものなのですね。


感想:

 生分解性の素材と言うものが、どんどん生まれてきています。そもそも、世の中にあるもの、すべて地球から生まれたものなのですから、いつの日か地球に戻るわけです。
 ただ問題なのは、地球に戻るまでの時間です。ものが地球に還るのは、微生物や、生命の無い物質が日夜係わり合って初めて起こる現象です。もし、生分解するまでの時間が百年もかかるのであれば、その間に生物も何も住めない環境が、そこに出来上がってしまいます。生分解する以前に生分解するシステムそのものが壊れてしまうのです。
 この記事によると、アラスカの人口密度は1平方キロメートルあたり0.4人。日本は330人、都心部に到っては1万3191人。きっとアラスカでは、ものが変化するのをゆっくりと待っていることができるのでしょう。しかし、日本では自然界では在りえないようなスピードでものが地球に還らなければ、ものが地球に還る前に、そのシステムそのものがどんどん壊れていってしまいます。システムが壊れかけている現代、もはや皆が旧石器時代の生活に戻ったとしても、きっと問題は解決しないでしょう。自然を害さず、素に戻すだけでは、もはやどうにもならないかもしれません。
 我々はこれまで、変化を恐れるあまり、腐らない変化しないものをつくり、また多様性のある、変化をもたらす環境を忌避してきました。しかしこれからは、積極的に変化を促し、次に繋がる人工的な「地球に還す」仕組みと技術を作っていかなければいけないのではないでしょうか?変化しないと言うことは、そこで終わりと言うことでもあるのですから・・・。

17.Jan.2003 エーコ


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