
自動車社会
「環境自治体」2002年6月号(日本工業新聞社)
記事タイトル:
特集「環境交通システム」
記事要約:
二酸化炭素の排出問題で、まず思いつくのが自動車の排気ガス。渋滞の緩和は、私たちの利便だけでなく、二酸化炭素排出量の削減に大いに効果があるそうです。この記事では、自動車の交通渋滞対策について特集しています。特に今や交通政策の基本的考え方となったTDM(交通需要マネージメント)についていくつかの具体例を紹介しています。
感想:
ここのところ自転車通勤しているのですが、三車線もある幹線道路沿いを走るので、家に帰ったときには排気ガスまみれになります。外に出るより、部屋の中にいる方が空気が良いなんて、考えてみるとすごいことですよね。
自動車が日中に時速10kmで走行すると、時速60kmに比べ二酸化炭素排出量が約3倍になると言われているそうです。確かに渋滞中の道路は排気ガス臭いですが、ただ単に排気ガスが集まっているだけではなく、出ている量も多かったのですね。
渋滞が私たちの生活に及ぼす影響は大きく、国土交通省によれば、渋滞により年間53億時間、費用に換算すると12兆円の損失があるとのこと。自治体や国にとって交通政策は本当に重要な問題なのです。そしてなによりも渋滞は私たちの心と身体に多大な負荷を与えていると思いませんか?
今の日本は自動車によって成り立っているといっても言い過ぎではないと思います。しかし、環境問題を論じる時、自動車が前提のシステムは私たちの前に壁となって立ちはだかります。渋滞や排気ガス・化石燃料はもちろん、広がりつづける道路舗装、自動車の原料、廃棄etc..。特に日本を覆い尽くしている舗装は環境と対極に位置するもののように思えてなりません。もしそうだとしたら、ここまで自動車にに染まってしまった私たちはどうすれば良いのでしょうか、通勤ラッシュ時道にあふれる自動車をみて、そんなことを考えてしまいます。
私は、土より舗装道路が多い現代、最近の子供が「大地が土であることを」どこで知るのか不思議でなりません。 |
| (私、卒業論文テーマは”遊びのある道路”でした。) |
|