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番外編  雑誌記事からのNEWSなエコ

 第12回目の掲載です。
 ご意見ご感想をお待ちしております。





生き物を育てるということ

「環境自治体」2002年6月号
(日本工業新聞社)
記事タイトル:
自然と小さな生き物たち43
「矢島稔のフィールドノート 日本の文化でもあった養蚕を次世代に伝えたい」


記事要約:
 養蚕を教育に取り入れたい。そんな著者の記事です。一昔前は日本中で見られた養蚕。糸を取るまで蚕にいっさい触れない、それでいて合理的な養蚕と、すべて最初から揃っている飼育セット。”実践的な学校教育”が見失いかけている何かを思いださせてくれます。「無菌室内の状況」を思い出すという著者の言葉がとても印象的でした。

感想:

 蚕(カイコ)を育てるセットというものがあるそうです。学校教育の一環として小学校などで使われているとか。生き物を育てるということはとても勉強になりますし、自分とはまったく違う生物に興味がわいてきたり、愛着がわいてきたりして楽しくもあります。今思えば、夏休みの飼育当番もそう悪いものではないですよね。
 昔近所の溝で拾ってきたカエルをタライの中で育てていたのですが、毎日世話をしていると、なんとなく何を言っているのかわかってきたりしたものです。そうなると、本などを読まなくとも、必要な水の状態や、隠れ家の配置、餌の量が自然とわかるようになります。だんだんタライの中が自然の風景に近づいてくるんです。自然のしくみが少しだけ体感できたのかもしれません。
 飼育セットは簡単・確実・便利ですけども、何か大切なものを見失いやすい気がします。生き物との関わりは、餌をやり水をやるだけではないと思います。一度も自然の姿を見ないままで、指示通りに育てる。もし周りに自然が無い事を理由に、そんな事をしてるのなら、自然はどんどん減っていってしまうような気がします。
 生き物を育てるのって大変なことですよね。それでも生き物を飼おうとするのは人間のどういった心の動きなのでしょう?不思議で興味深いテーマじゃないでしょうか。

15.May.2002 エーコ


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