
日経エコロジー 2002年5月号(日経BP社)
記事タイトル:
「グリーン基準の再生材偏重に『NO』文具各社の思惑。プラスは”反旗”」
「リサイクル設計の原点は、パソコンを”分解する”こと」 を読んで・・・
記事要約:
物を”作る側”の環境配慮についての記事です。それも、現在主流となっている"エコマーク"や"グリーン購入法"の範疇に納まらない環境配慮について書かれています。商品の一生(ライフサイクル)を見つめると、再生材料の使用はあくまで一つの手段であるように思えます。まだまだ多くの”環境配慮”が生れてくるのでしょうか。
感想:
全ての製品には寿命があります。製品としての寿命は、材料調達から、廃棄され大地に還るまで、そのすべての行程でエネルギーが消費され、電気、ガス、ガソリンはもちろん、機械油や包装紙、軍手、メモ用紙、関わった人々の食事等など、製品そのものとは直接関係のない様々なものが消費されてると思います。
このところ”製品の一生(ライフサイクル)”を考えた製品が出てきているようです。例えば「再生素材を使っているから環境に配慮している。」のではなく、「再生素材を使うことで製品の耐久性が落ち、製品寿命が短くなるのではないか?」そんなことを考えて、あえて再生素材を使わない企業も出てきているのだそうです。一つのものを十年、百年と使いつづけることができれば、その間ゴミも出ないし、新しい製品を消費することもありません。例えば、家を建てるために木を切っても、五十年、百年、千年と使えば、木の寿命が延びたと考えることも出来ますよね。
ただし、長く持つということは、それだけ物を買う必要が無くなるということですから、今の経済構造からすると消費の落ち込みに繋がっていきます。逆にいえば、メンテナンスや修理など別のニーズが新しい商売を産むかもしれませんね。
毎日大量に消費されている割り箸も原料が間伐材であれば、とたんに資源の有効活用となります。”消費すること”は悪ではないはずです。人が排泄をすることそのものを責める人はいません。きちんと土に還す事ができれば他の生物の栄養となります。むやみに物を捨てることは悪いことなのでしょうが、”捨てること”そのものは別に悪いことでは無いのかもしれません。捨てた後地球の循環の環に戻らない事が問題なのでは無いでしょうか。 |
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