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日本の夏が亜熱帯化したかのような猛暑の夏でした。多くの地球温暖化の影響を肌身で感じることのできたことでしょう。折しも2002年9月は、南アフリカのヨハネスブルクで環境・開発サミットが開催され、「人類はもっと地球温暖化の深刻さを再認識するべき」という発言が見られました。特に海洋に浮かぶ島国では私たちが想像するより遥かにはやい速度で深刻な事態が彼らを襲っています。太平洋に浮かぶ9つの珊瑚礁の島「ツバル」は、平均海抜が1.5メートルしかない島国。海水面の上昇が彼らの生存域を侵し、わずかな畑すらも海水の浸水によって塩害にさらされているそうです。資源も資金もない貧しい先住民の島。彼らの生活は化石燃料に頼ることなく、大げさに言えば、未だ伝統的な暮らし向きを続けている地域です。そんな彼らは欧米日本などの先進国が、その快適で便利な生活を享受するために排出している二酸化炭素による温暖化の影響で、世界初の「環境難民」へと追いやられようとしてるのです。ニュージーランドでは「環境難民」ではなく単なる「移民」としてなら受け入れるということですが、隣国のオーストラリアは受け入れを拒否。ニュージーランドの移民も条件が厳しく、毎年75人までとのこと。ツバルの人口は1万1千人ですから、毎年75人づつの移民受け入れとするとツバル人全員の移民が完了するのに146年かかる計算になります。果たしてそれまでツバルは海面に浮かんでいるのでしょうか。無理なことは明らかですね。私たち日本人の楽しい生活の積み重ねの結果(私たちを含めた先進国の排出二酸化炭素によって)、彼らは生まれ故郷を失い、住み処を失い、そして国そのものも奪われようとしているのです。しかも彼ら自身はまったくと言っていいほど、温暖化の原因からはほど遠い生活、自給自足のスローライフなのです。どう考えても理不尽な話だと思いませんか。ではこうした事実をふまえて、私たち日本人は何をしたら良いのでしょうか。皆さんもぜひこの機会に考えてみてほしいのです。ご意見、アイデアなどお送りください。 |
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