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今、私たちの生命の源と言える「水」の汚れが深刻です。

は工業や農業排水などによって、有機リンやカドミウムなどの化学物質が流れ込んだり、私たちの日常生活で排出される生活排水などによって有機物が流れ込むことで汚染が進行しています。特に日本では、かつては透通るような清流があちこちにありました。いったいきれいな水はどこに行ってしまったのでしょうか?今回と次回の2回に渡って、きれいな水の足取りを辿ります。



●水の惑星!?使える水はどのくらい?

 たちの地球にはおよそ13億8千万キロ立方メートルとい膨大な水があります。これを地球の表面に均等にならすと、計算上その水深は2,700mにもなるのです。このようにその大部分が水とでも言える地球ですから、一般に水の惑星などと呼ばれるのです。地球に存在する水のうち、海水は98%、残りの2%が淡水です。私たちが普段使っているのはこの淡水なのですが、淡水の98%は北極や南極の氷として存在しているため、川や沼、湖や地下水など生活に利用できる水の量は、地球全体の水の0.04%程度しかありません。地球全体の水量をドラム缶2.5本と仮定すると、私たちが利用できる淡水は牛乳瓶1本分しかないのです。


●私たちは一体どのくらいの水を使うの?

 たちが生命を維持するために必要最低限の水量は1日当たり2.5リットルと言われています。新陳代謝により作りだされる0.5リットル。食べ物に含まれる1リットル。さらに飲料として飲む1リットル。これで2.5リットルです。これだけの水が毎日汗や排泄物となって私たちの身体から出ていくのです。ことろが先進国では、風呂や水洗トイレ、洗濯などの生活用水のほか、産業用などに水が使われています。そうすると1日当たり1人の水使用量は400〜500リットルと、生命維持以外で使用される水が膨大になるのです。
 んなに大切な水なのに、私たちはその水について、あまりにも当たり前のものと考え、いささか軽んじているのではないでしょうか?

 次回ではこの大切な水がいかにして汚されていくのか、そのメカニズムに迫り、解決策を考えてみたいと思います。


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