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さて、前回より引き続き遺伝子組み換え食品のお話です。

 前号で指摘した通り遺伝子組み換え食品は未だその『安全性』は確認されておりません。にもかかわらずたくさんの遺伝子組み換え作物を加工した食品が出回っています。まさか人体実験?というわけではないでしょうが、いづれにしてもこの問題をうやむやにするわけには行きませんね。実際ヨーロッパでは遺伝子組み換え食品の輸入を禁止し、国内での流通を制限しているのですから。「安全性が確認できない以上食べない」のか、それとも「危険性が証明されていない以上食べる」のかこの2つに一つ。今回の記事を読んであなたはどちらの結論を選択しますか?



●企業に支配される農業!?

 遺伝子組み換え作物を開発しているのはアメリカの一部化学企業。製造や販売権、特許権なども独占しています。このまま世界中に広まれば、この企業が種子の価格や販売を自由に操り、世界の農業を支配することも懸念されます。第2世代の種子の発芽を不可能にする「ターミネーターテクノロジー」の開発に邁進しており農家の自家栽種が不可能になれば、世界の食糧供給をこの化学会社が掌握することになります。


●食品として安全か?

 遺伝子というのは気の遠くなるような永い年月をかけて形成されてきたものです。億年の単位でものごとを判断しなくてはなりません。ところがこの遺伝子組み換え技術を開発した企業では、数年程度の臨床試験を根拠に「安全だ」と言い張っています。しかし億年単位の時間スケールで熟成されてきた遺伝子ですから、いつ何時、危険な有害物質を生成するとも限りません。今スーパーなどではこうした安全性を確実に確認されてもいない作物を原料にした加工食品が陳列されています。せめて製品のパッケージに「遺伝子組み換え作物使用」とラベリングして、買う買わないは消費者の判断に任せられれる程度の配慮がなされればと思うのですが。

●生態系への影響は?

 遺伝子組み換えによって作られた、除草剤や害虫に強い作物が栽培されると、周辺の雑草と交配して思いも寄らない「新たなスーパー雑草」が誕生することも考えられます。いずれ人間のコントロールの限界を越え暴走する恐れすらあります。さらにそれらの雑草を食べた生物が被害に合い、絶滅などの危機に瀕する可能性だってあるのです。

 あなたは「遺伝子組み換え作物」に Yes or No?

環境道場入門編第13回「危険な食べ物(1)」へ >>続く
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「キッチンから考える環境問題」(全3ページ)
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