●1000万種を繋ぐ生命の輪
私たちの地球では1000万種とも言われる生き物たちが、互いに密接な関係を保ちながら生態系を構成しています。人類だって、その中の一種族に過ぎません。これらの生き物は塩や水の他に、様々な別の生物(動植物)を食糧として生存しているのですが、これを一般に“食物連鎖”といいます。「稲がイナゴに、イナゴがカエルに、カエルがヘビに、そしてヘビはタカに」というようにまるで鎖の繋がりのようにこの関係は続いていきます。むろん一見頂点に見えるタカだって、その死骸はバクテリアなどの食糧として分解され土(無機物)へと戻されて行きます。このように膨大な生物種が複雑に結びついているため、どの種の生き物が絶滅しても、これは全体への影響として現れてくると言われています。
●加速度的に絶滅数が増大
地球生誕以来、多くの生物種が登場しては絶滅してきました。かつてはこのバランスがとれていたのですが、近年では絶滅種の数が大幅に上回り、この絶妙なバランスが崩壊しつつあります。1900年には1年間に絶滅する種は1種と言われていました。これが1975年には年間1000種もの生物種が絶滅し、2000年までの25年間には年平均4万種が絶滅したといいます。恐竜時代では年当り0.001種だと推測されますので、現在の絶滅速度は異常と言わざるを得ません。
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