水の汚染状態を調べる指標にBOD(Biochemical Oxygen Demand)というものがあります。水の中に含まれる有機物を分解するにはバクテリアなどの微生物の働きが注目されますが、この分解の際に微生物は酸素と水を必要とします。その時に必要な酸素の量をモノサシとするのがBODです。一般にこの数値が過度に高くなると汚染が進んでいると判断できます。ですから私たちの生活において、BODが高くなるような排水をすると環境に負荷を発生させ、逆にBODが少なくなるような排水をすることが水環境を守るために効果的と言えます。では、BODが少なくなるような排水をするにはどんな注意が必要でしょうか。
1)台所での食器洗いの際、洗剤の使用量を控えめに。 いきなり洗剤をふきかけて洗うのは最悪です。
皿などについた油よごれなどを古新聞などで拭き取ってから洗うと効果的です。
2)石油を原料にした合成洗剤の使用には特に気を付けましょう。合成洗剤は低濃度でもPCBやダイオキシン、農薬などの水に溶けにくい汚濁物質を水の中に可溶し、広く環境中に拡散すると言われています。これが魚などの体内に取り込まれ、再び私たちの食卓に並ぶことにもなるのです。合成洗剤を使う場合は、5〜10倍に薄めて使うことが大切です。 |